リスボンのホテル |
ポルトガルのリスボンで見つけたデザイナーズホテル。
最近出来たばかりだそうだ。
参考のため部屋を見せてもらった。
木を基調としたシンプルな部屋だ。
ただ窓が小さい。
ポルトガルのホテルの値段は比較的安いのに、
このデザイナーズホテルは結構良いお値段でした。
町の中のホテルは窓の取り方が難しい。
すてきな部屋でも窓が小さいと、
ゆったりとした気分は味わえない。
窓を開けて目の前に建物が迫っていたり、
光景が汚いとがっかりする。
そういう立地条件では、
それを払拭する為にインテリアに力が入れられていたりするのだが、
なぜかそのわりに値段は高い。
このホテルはまだ出来たばかりなので
値段設定は客の反応でこれから様子を見ながら
変更されていくそうだ。
小さなホテルだから柔軟に考えられるのか、
この国だからなのか、結構おおらかな感じだ。
リスボンの町の中心から車で20分の町に
このときわたしは滞在していた。
部屋の広さと窓から見える景色に拘って選んだところだ。
今回はフランスで買った、航空券とホテルのセットの旅だ。
いくつかのホテルの中から、
好みのホテルを選べるというものだ。
ホテルの数はかなりある。
値段はホテルにより変わる。
サイトのわずかな写真の中から選ぶのは
結構時間がかかるが、
ここの作業を丁寧にすると結構良いホテルに泊まれたりする。
良い部屋を探すには、
インターネットで調べる事を諦めないことだ。
インターネット上の部屋の写真を見ることに馴れると、
使用されているインテリアの質がどうかもかなり解ってくるものだ。
安くてしかも良い宿泊先を見つけるのは難しいが、
通りがかりに気になったホテルは邪魔臭がらずに見せてもらうことを
お勧めする。
失礼の無い丁寧な話し方で依頼すれば、
いくつかの部屋を見せてもらえる。
当然空いていればの話だが。
気にかかるホテルの部屋を実際に見て研究していると、
質と値段、場所の違い、どのような客を意識したホテルか等々、
様々な事が見えてくる。
ヨーロッパでは知られざる良いホテルが結構ある。
かなり好条件の良い部屋を見つけられたりもするから楽しい。
有名高級ホテルは論外だが、
出来るだけ安く価値ある部屋を見つけるのは楽しい。
その価値を高めていくには実際に見て知ることが大切だ。
フランスのシャンブルドウトウに泊まったときに、
ベットがひどくて床に寝たことがあった。
後にも先にも一回だけだが。
見かけだけの安物。
それからは感じのいい部屋に泊まったときには、
ベットのメーカーや毛布や布団類の質をラベルで見るようにしている。
宿泊費が高いから良い部屋とも限らないし、
部屋ごとにインテリアやおかれているものが違う場合も多いいので、
気に入った部屋は部屋番号を控えておくことにしている。
人それぞれ好みも違うが、
清潔で心地の良いホテルは心がリラックスできる。
気分が良いということは、
体と心の健康には欠かせない。
様々な国で小さくても心地よいホテルを見つけるということは、
日常にとても役に立つ。
自分の住まいに心地よい環境を作るということが、
日々の体や心の疲れを取る為には欠かせない場所だから。
自分の心地よさを見つける為にもホテルから学ぶことは
沢山ある。
下の写真はパリ郊外の湖畔の宿の朝食。