東京新建物 |
次々と新しい建物が出来上がる。
中は同じような感じ。
ホテルもあり美術館もあり便利。
交通網もよくなった。
でも、
新鮮さを感じないのはわたしだけだろうか。
確かに箱はスマート。
プロジェクトは大手。
他種デザイナーも参加。
”楽しめる”のはまだ外だった。
外が結構楽しい。
建築鑑賞日となった。
カフェじゃなくベンチに座ってーーー
建物の中を巡って、
見学して長時間経つと、座りたくなる。
だからカフェに入る。
またこのカフェショップ?
最近インテリア。
食器。
いろんな物が見た事があるものばかり。
経費のかかる建物は家賃も高くなる。
そうすると資本力のある企業しか入り込めなくなる。
オリジナリティーを要求するのが無理だとなって来る。
売っている物も同じ、
ルートが同じだから。
どこの国へ行っても自国でなじみのある店は、
その国の人に取って安心できるのはわかるけれど、
世界中が同じになり、
資本を持つ企業が世界中に展開させる”我がブランド”だらけに。
もう少しオリジナルを育める文化がないと、
どこの国だかわからなくなる、
なんて考えはしないかなーーー
まったく異なる建物の話ですが。
とうとう、
A建築家は東京を制覇し始めた?
関西で出来なかった構想を東京で実現した。
お金のかかる建物。
維持費が家賃に反映するのは当然となり、
私たちはそこまで安らぎの恩恵に浸っていなくても、
その経費は消費者に反映されてしまう。
この建築家が無名の時に建てた家が好きだ。
その家はあまり知られてはいない。
人間らしい暖かみがあるのは、
施主が趣味の良いデザイナーだったからかしらーー