南フランスの貴族の家族のシャンブルドウトウ。 |
ここはもう4年も前に泊まったシャンブルドウトウ。
貴族の館を買ってホテルにしたり、
シャンブルドウトウにしたりしているところもあるが、
ここは昔から暮らしていてなおかつ現在も住まいとして暮らしている館。
オーナーの婦人は暖かく洒落ていて、
家の中は一日中でも眺めて見とれていられる骨董品の数々ある。
幸いな事に一度は宿泊できたが、
一年後にシャンブルドウトウとしては訪れることはできなくなってしまった。
(次の年早速行くことにしたらもうやめたのだという事だった)
フランスにはいろんなシャンブルドウトウがあり、
ピンからキリまでということばがそのまま当てはまるいろいろな”ところ”がある。
今は選んだ通りの宿で、
ほとんど外れることが無くなった。
それ以前最初の頃は写真やホームページではわからず、
希望しないような場所に泊まる事になる場合もーーーー
一度、
突然泊まる事となったシャンブルドウトウで酷い目に会った。
インテリアはうわべだけでごまかして、
ファブリックはある程度のところで揃えて、
ファビリックに関しては一応揃えられていてよかったのだが、
文句を言わして頂くと、
ヒドいベットのマットだった為、
床に敷いて寝た方がましだと云う結果になったことがある。
朝の食事でそれでも機嫌良くパンを食べようとしたら、
何やらカビのようなーーーー
よく見えてないのか、いつのパンか意識していないのか。
何も食べないでさっさと退散した。
笑いをこらえるのに必死だった。
あまりにも酷(ひど)いと笑ってしまう。
田舎だから糞の匂いもするし、
今思い出しても笑いがこみ上げて来る。
2度とあんなところには行きたくないから、
自分でしっかりと選ぶようにしている。
またもとの貴族の館に話は戻して。
ここは朝食も食べきれないほど出て来た。
そんなに沢山食べられなくても、
温かな(心こもった品揃え)朝食という雰囲気は幸せな感じがする。
なんだか心が豊かになる。
大抵は人数分の品数が出てくるだけなのが普通だが、
朝焼いたバターケーキはそのまま好きなだけどうぞとだされる。
良い香りが漂って来て幸せって感じだった。
その朝食を次回お見せします。