パリ、オルセー美術館 |
1897年:オルレアン鉄道会社、駅とホテル建設のためオルセー宮の敷地と隣接の弊社を買収。
オルレアン鉄道会社はパリ中心からフランス南西部行きの旅客車用の新しい駅を建設する為の用地を購入した。
利用されていなかった国の所有していたこの元会計院の廃墟(オルセー宮焼失)となっていた土地は、豪華なホテルを備えた近代的な電気機関車専用として最初の駅オルセーへと生まれ変わっていった。
1989年4月21日:ヴィクトル・ラルー設計案採択。
指名コンぺでエミール・ベナールとリュシアン・マーニュは破れヴィクトル・ラルーがオルセー駅、ホテル設計の建築家としての栄冠を勝ち取った。
オルセー駅の工事は2年もかかっていない。
1900年5月末、パリ万博を祝して最初の列車がオルセー駅に入った。
正式な駅開きは1900年7月14日に行われた。
同時期に建てられた建築としてグラン・パレ、プチ・パレがある。
七つのアーケードと大時計、鉄道で結ばれた三つの大都市を象徴する、
アンジャルベール作の三つの彫刻が唯一駅であることを旅行者に知らせていた。
1977年10月20日オルセー駅に19世紀の美術館を設置する国の決定。
1979年6月5日:ATC建築事務所(ルノー・バルドン、ピエール・コルボク、
ジャンポール・フィリポン)が使命コンペで五つの建築事務所を敗し優勝する。
1981年7月16日:建築家ガエ・アウレンティに内部装備、装飾、調度設備の設計調査依頼される。
1986年12月1日:オルセー美術館オープニング。
現在:文学、建築、写真、歴史、絵画、彫刻、映画、
ジャーナりズム、音楽、装飾芸術(アールデコ)が収められている。
”アール・ヌーボー”、”アール・デコ”については、
オルセーの次回に。