2009年 12月 08日
ヴァンスの思いで(vence-南フランス) |
ヴァンス(vence)
町の中心ではビオのマルシェ(朝市)が開かれていました。
規模は小さいですが、
売られている野菜の新鮮なこと!
そして安いこと!
車だったら持って帰りたいところですが、
TGVでは〜・・・ね。(笑)
お料理したくなるのは〜♪
こういう時ですね。
でも今回はシャンブルドウトウですから・・・
それは出来ません。
実はこのシャンブルドウトウ。
すてきなホテルとして”COOL HOTEL”という本で紹介されていますが、
4部屋だけのホテルなのです。
4部屋だけではホテルとは呼べないのですね。(フランスだけ??)
窓から見える山々や、大樹や、
昔の石造りの建物など、
眺めているだけで”ほ〜っ”自然に囲まれた場所では、
穏やかな呼吸が戻ってきます。
”””””””””””””””””””””””
(今回のこのシャンブルドウトウは朝食のみですので、
シェフはいませんので、このホテルとは関係ない話ですが・・)
新鮮な食材の話を少々〜
ある食をとても大事にする(有名)オーナーシェフが、
町の高級ホテルの調理場で腕を磨いていた頃は、
いかに良い食材を得ることができるか、
一番苦労するのがそのことだったと言います。
だから自分のレストランを開いた時には、
自分で”鶏”を飼い始めたと。
大量生産より3倍の時間(手間も)がかかる鶏の飼育。
だが、
良い食材はシンプルに素材の美味しさを味わうことができる。と。
鶏は皮がこんがりと飴色になりその色が食欲を刺激する。
ただそのまま食べるだけで、
おいし〜い!!
みんなの顔が笑顔になる!!
鶏を抱いてこの辺りが青くなると〜
と、あくまでもシェフは食材として眺めているのは致し方ないのですが・・・
少々複雑な気分だったり〜(笑)
フランスでは・・・・です。
自然界は巡り巡り〜ですね。
今ではヤギも鴨も〜も〜も、
自分で育てるようになったと。
野菜をマルシェで見て、
肉類の話となりました。
内緒:私達の体も考えず食べたいだけ食べているだけでは太るだけ。
食材ならはやく太って脂肪だけで締まりがなく美味しくないと言われそう〜です。
いらない脂肪の取り過ぎや、
バランスの良くない食事は、
体内に貯めてはいけないものを蓄積して行くだけ。とか・・・
わかっているけど・・・〜られないと、
友人の一人は申します〜(笑)
美味しいものが溢れています今の食生活。。
自分で自分をコントロールするのはなかなか難しそうです。
だけど、
我々もこの放し飼いの鶏のように、
大きく動き、
体のすべてを動かす行動をし、(鶏と同じはこれまで〜笑)
食材を選びその味を生かす料理をし、
且つ何より”楽しく食べる”のが健康に良いですね〜♪
成長するのに大量生産より3倍かかる鶏の、
”日々の運動”は十分の様です。
身がしまっていて”いらない脂”は最初からないとか〜(ほとんど自分に警告していることに・・笑)
””””””””””””””””””””””””
上記のホテルのオーナーは11月からはカリフォルニアへ〜
行くそうです。
フランスでは恵まれたひとは、ただじっとなんてしてはいません。
気候の良い場所に季節ごとに移動するのです。
日本の冬のハワイ思考も頷けます。
幸い日本でも気候に恵まれた場所では冬の陽だまりを味わいながら”手習い”など〜!??
入り口は大きなサボテンと犬がお迎え。
雰囲気は最高〜
(正直なところ、本で見てここを選ぶかと言えば多分もう少し落ち着きのあるところなどと、
違うところを選んでいたかもしれません。オーナーが”ぜひ”と声を架けてもらえる状況がなければ、
泊まっていない場所かも知れません。
良かった良かった〜♪(日本人にとってはお風呂がないのが少々残念ですが、
とっても良いシャワー設備が〜♪)
室内はかなりデザインされたフランス人好みの空間です。
だけど、あまりにもそうだと言うことで却ってフランス人は泊まらないとオーナは話します。
今回は我々の他にはイギリス人やアメリカ人やイタリア人が前後に宿泊者として朝食をともにしました。
3泊だけでしたが、フランス人はいませんでした(確かに〜笑)
美術館の中で過ごすような空間ですが、
心地よい時間を過ごすことができました。
いろんな空間を味わって見るのは楽しい経験だと〜
空間に身を置かなければ・・
そうして初めて解ることが・・・
ほんと〜新鮮な”驚き”の部屋〜
部屋の中の物を見ているだけで時間が〜
本も、彫刻も、絵画も、有名な椅子たちも〜たくさ〜ん。
見て感じて楽しむには紹介されている通り”COOL!"な”HOTEL"
でした。
by frruru
| 2009-12-08 05:51
| 地域と生活