2009年 06月 27日
ヌイー橋(Pont de Neuilly)から眺めれば〜♪ |
今の季節、
日が暮れるのは遅いですが、
日が沈む頃、
街が輝いて、
陰の魅力を引き出します。
パリは不思議な街です。
悔しいけれど、
いったん嫌いになりかけても〜
〜だけど〜住むほどに、
拒絶しても、文句を言ってみても、
魅力を持っているのです。
人がパリ♪パリ♪という度に、
日本でも沢山魅力的な、
場所が〜
景色が〜あると、
パリの夕暮れに感激する日本人に少々自国のすばらしさを宣伝してよ〜
と、言いたくなることしばしばでしたが、
パリは寛容?というより賢くて、
外国人による様々な作品を自国のものとして定着させるのが上手いのです。
新凱旋門もそうです。
見るだけではなく、
登ってみて下さい〜♪
日本では外国の有名な建築家が何かを造ると、
その何かは、
だれそれの何か、となります。
日本の〜
大阪の〜
神戸の〜
東京の〜
より、
誰それの〜と建築家の名前が売れるだけなのです。
だけどパリ〜
商売人です〜
全てパリの〜となります。
建物に名前を付けるのが上手いですね。
〜が造ったより〜
〜と言う名の建物と人は覚えます。
夕暮れ時に生まれる”光”と”陰”は、
パリの街に自然を運んでくれるように過去の姿を浮き彫りにしてくれます。
建物の歴史が蘇る一瞬でもあります。
by frruru
| 2009-06-27 08:33
| フランス