さ〜くら♪さくら〜♪なにみて〜(ヌイー−フランス近郊) |
パリやその周辺には、
ソウ公園のように数多くの桜の木が植えられているところや、
パリの自然植物園のように枝振り自慢の桜があるところなど、
公園や街路に桜の花を見ることが出来る。
そこに多くの人が集まり、
フランス人も、
きれい〜、セ・マニフィック!等と桜を賞賛する。
だけど、
道の樹々の間から空に延びる桜の枝枝に、
足を止めるフランス人はあまり見たことがない。
(わたしがそういう場面に出会っていないだけなのかもしれないがーー)
日本人と桜と富士山?は切り離せない?〜!
だから、日本人のわたしは桜を視界に捉えるのが上手い♪
昨日(19/3,フランス)のレッスンの帰り道、
あまりにもお天気が良いので、
歩いて帰ることにした。
歩道に突き出たカフェテラスでは女性たちがタンクトップで陽射しを楽しんでいる。
道行く人はそのテーブルの間を通過する。
私にはその周りにちらほらと見える桜の木がなおさらに春を感じさせてくれるのだけれどーー
日向と日陰、昼と夜の温度差はまだまだ大きい季節だけれど〜
陽射しを受けてカフェでの日光浴となると、
”少しでも多く”陽射しを皮膚で感じたくなるフランス人〜
身を縮めて待ちに待った、
太陽の恩恵を受けられる季節のはじまりだからね〜♪
フランス人は今”夏に向かう季節”を楽しんでいる。(なに人でもフランスに住む人はきっと)
私はプラス、
真っ青な空を背景に白い桜の花びらが風に揺れる様子を見上げて楽しむ。
綺麗な空〜、
だからより美しく見える桜〜、
立ち止まってじっと桜を見入るわたしを、
人がじっと見ながら通っていく。
私が何をしているのか興味がありそうだけれど、
桜のほうに特別興味を持つという感じではない。
(ある花の木の一種類ってことですから〜)
フランスでの桜の見方は日本とは異なる。
”その”場の雰囲気をも楽しむという、
日本の桜の感じ方とは異なり、
仏蘭西の青い〜青い〜真っ青〜な空に見る桜は、
空の背景の中で”一花”づつが際立って感じる。
日本のように木全体を見るとなると不満足になってしまう。
枝枝の花びらの小さな固まりがかわいい。
空の青に揺れる白い花びら見物〜パリの街路に見る桜の楽しみ方〜♪
なのです。